CEOメッセージ
2026年6月
J-オイルミルズグループは本年、源流となる事業会社の創業から200周年という大きな節目を迎えました。私たちは幾多の社会変化と真摯に向き合い、生活に不可欠な「あぶら」を原点として、時代の要請に応える食の価値を創造し続けてまいりました。この歩みは、変化に適応しながら成長を重ねてきた歴史そのものです。
現在、食品業界を取り巻く事業環境は、国内人口の減少による市場構造の変化に加え、気候変動の進行や地政学的リスクの顕在化、急激な為替変動などを背景としたエネルギー・原料調達リスクの高まりにより、先行きの不透明感を一層強めています。こうした複合的かつ構造的な課題に直面する中で、当社グループが次の成長ステージへ進むためには、短期的な成果にとどまらない、持続的かつ安定的な成長が不可欠であると考えています。
一方で、サステナビリティへの取り組みは、リスクへの対応にとどまらず、新たな製品価値の創出や市場機会の拡大につながる成長ドライバーであると捉えています。環境負荷低減や人権尊重を企業活動の前提とし、サプライチェーン全体での持続可能な調達を着実に推進してまいります。中期経営計画およびマテリアリティと連動させながら、これらを実効的に進めることで、事業のレジリエンスを高め、長期にわたる安定的かつ持続的な成長を目指します。
当社グループの価値と存在意義は、自然の恵みから可能性を引き出し、確かな品質で食を支えることにあります。これからも皆さまと共に、目指すべき未来「Joy for Life®-食で未来によろこびを®-」の実現に向け、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。今後とも、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
代表取締役社長執行役員CEO
春山 裕一郎